NC旋盤・汎用旋盤・マシニングを駆使した精密部品加工
主に使用するのは旋盤(汎用、NC)やマシニングなどの工作機械。これらを操作し、船舶用のバルブ部品や地質調査機器のパーツなど、精密さが求められる金属部品を加工します。部品の直径は数mm〜Φ350と幅広く、特にΦ20〜150を中心に対応。機械の設定や加工条件の調整、工具の交換など、業務は多岐にわたります。操作に慣れるまで丁寧にサポートしますので、未経験の方もご安心ください。実践を通じて、確かな技術が身につきます。
ステンレスや真鍮など、多様な金属の加工
加工する素材はステンレス・真鍮・鉄など多岐にわたり、樹脂にも対応します。それぞれに特性があるため、素材に応じた加工ノウハウが必要です。たとえば、熱を持ちやすく変形しやすい真鍮、硬くてバリが出やすいステンレスなど、素材ごとのクセを理解しながら作業します。日々異なる素材を扱うことで、対応力や判断力が磨かれ、技術者としての幅が広がります。単なる作業ではなく、“素材を知る力”も身につく現場です。
鍛造・鋳物素材の加工
鍛造品や鋳物など、形状や強度に個体差がある難加工材も多く扱っています。特に鍛造品は密度が高く加工が難しいため、加工条件の調整や工具の工夫が求められます。当社ではこのような素材に対応するため、既製の機械に改良を加え、治具を製作し独自の加工方法を確立。難しいからこそ面白い、そんな挑戦ができる環境です。未経験からでも、先輩の指導を受けながら少しずつ技術を習得できます。
図面の読み取りから仕上げ・測定まで一貫対応
ただ機械を動かすだけでなく、図面の読み取りから加工、最終的な仕上げ・測定まで一貫して担当します。図面には寸法だけでなく、公差や形状の意図も含まれているため、読み解く力が重要です。また、加工後はマイクロメーターなどの測定器具を使って品質を確認し、最終仕上げを施します。自分の手で形にし、精度を保証する工程まで責任を持つからこそ、達成感のある仕事です。
“考える力”を活かす、柔軟なモノづくりの現場
大成精工のモノづくりは、ただ言われた通りに作るのではなく、自分の頭で考えて最適な方法を導き出す姿勢を大切にしています。既製の機械では対応しきれない加工には、社内で改良を加えて対応範囲を広げてきました。現場の工夫やアイデアが即戦力になる職場であり、年齢や経験に関係なく意見を出せる雰囲気です。考える力がそのまま技術力に直結する、柔軟で挑戦的な現場がここにあります。





